操作説明
ファスガンの簡単な動作説明を画像にてお教えいたします。
《構成パーツ一覧》
ファスガン主要構成パーツ
PEQサイレンサーデバイス
ヘッドマウントデバイス
こちらのパーツを射手とエアガンに組み込むだけで光線銃の対戦が行えます。
PEQサイレンサーデバイスはエアガンの銃身に装着します。
ヘッドマウントデバイスは射手の頭に装着します。
《PEQサイレンサーデバイスの装着方法》
まずは、手ごろなエアガンを用意します。
※エアガンにはM14 正ネジ、逆ネジの雄ネジ(ネジが凸になっている製品)が切られている必要があります。(2018年からM15正ネジ64式小銃モデルのアダプターを追加いたしました)
PEQサイレンサーデバイスを用意します。
PEQサイレンサーデバイスを銃本体に装着します。
こちらのサイレンサーはM14正ネジ、逆ネジピッチ1mmのモデルに対応いたします。(東京マルイなど一般的な電動ガンのネジ規格)
※根元のネジ部が回転して外れてしまうモデルの場合、振動や衝撃で緩みが生じてしまい、保持力(精度)が安定しない場合があります。(例: G3SAS、MP7などセパレート式のネジ式ハイダーが該当)
解決には、ロックタイトなどのネジロック剤で強固にネジハイダーが緩まないように固める必要があります。
※マズルからインナーバレルの露出は15mm以内に抑えるようにして下さい。露出が大きい場合はエクステンション型のアダプターを利用しますが、数に限りがあるのと、それを利用しても上手くはめ込みが出来ない場合がございますのでご注意下さい。
※レイルシステム内にハイダー、バレルが隠れるモデルの場合、位置が悪いとサイレンサーアダプターの芋ネジ固定が出来ない場合がございます。こちらも振動や衝撃で緩み画生じてしまい、保持力(精度)が安定しない原因となりますので予めご了承下さいませ。
これで準備完了です。
射撃を行うとPEQサイレンサーデバイスから光線が発射されます。
お手軽に光線銃になるのがファスガンの良いところ!!
《ヘッドマウントデバイスの装着方法》
ヘッドマウントパーツは全て分離が可能な設計となっています。
ベルトは伸縮自在のベルクロパーツとなっています。
埋め込み型の製品は不衛生で、水洗いが不可能ですが、ファスガンは清潔に利用出来ます!!
全ての部品は工具無しで装着が可能です。
構成パーツ
受光センサー、ステータス表示LED 4点
装着用ベルト 1点
制御ボックス 1点
受光センサーと制御ボックスの裏側にはマジックテープが貼られており、ベルクロバンドに簡単に装着が出来ます。
お客様の頭部サイズに合わせて、センサー設置位置を調整します。
両目の真上にセンサーパーツが配置出来るように取り付けましょう。
《ファスガンの射撃方法》
基本的な運用方法はエアガンと全く同じです。
唯一異なる部分は、BB弾を装填して発射するのでは無く、装着したファスガンパーツがエアガンの空撃ち動作を検知して、光線の発射を行うという点だけです。
セミオート、バースト、フルオートに全て追従してビームが発射が行われます。
ピストン、ガス連動式なのでエアガンの射撃タイミングと全く同じ瞬間に光線が発射されます。
発射サイクルは最大秒間20発まで対応出来ます。
光線の発射が行われると、PEQ側から同時にフラッシュが放出されます。
実際に対戦で使用する光線はサイレンサー側から発射されます。
PEQ側からビームは飛ばない仕様ですので注意しましょう!!
PEQサイレンサーデバイスは銃の発射回数をカウントし、仮想マガジンの弾数が0になると光線の発射がストップします。
エアガン自体は空撃ちが出来る状態となりますが、スピーカーからガンサウンドが再生されなくなるので弾切れの検知を認識出来ます。
※ファスガンでは追加デバイスを付与する事によって、一部電動ガン、ガスガンの動作をファスガンの「弾切れ」「ゲームオーバー」に連動して停止させる事が可能です。
リロードはオートリロード、マニュアルリロードを任意に設定する事が可能です。
オートリロードでは、弾切れ後に何も触らずに自動的にリロードアクションが開始されます。
リロード完了音が再生し終わると射撃可能になります。
マニュアルリロードは、マガジンをリロードセンサーが備えられた場所に直接移動させなければリロードが完了出来ない仕様です。
※マニュアルリロードを行うには、マガジンに専用の検知パーツを付与する必要があります。センサーパーツは外付けして利用する事も可能です。
PEQ内にはマガジンリロードセンサーが組み込まれているので、その場所にマガジンを持っていくとリロードが開始されます。
マガジンを戻して、スピーカーからリロード完了音が再生されると、射撃が可能となります。
マガジンを外して、リロードセンサーまでマガジンを移動させる必要がある為、擬似的なリロードアクションが行えます。
《ファスガンの対戦》
対戦の基本ルールを説明いたします。
ヘッドマウントデバイスはヒットポイントの管理を行っており、ビームのダメージを受けると着弾音、ヒット音が鳴ります。
着弾したセンサー上部のLEDが紫色に光って、当たった事を表示します。
ニアミス、かすった状態の時は風切り音が再生されます。
着弾したセンサー上部のLEDが緑色に光って、かすった事を表示します。
ヒットポイントがゼロになり、ゲームオーバーになると赤く光ります。。
味方チーム同士ではフレンドリーファイアは発生しません。
また、自分の弾を受けてもダメージを受けません。
全てかすり判定で処理されます。
着弾音、風切り音は制御ボックスのスピーカーから再生されますが、左側のセンサーが撃たれたら、左側のスピーカー、右側のセンサーが撃たれたら右側のスピーカーからしか音が再生されません。
音によって着弾した方向を想像する事が出来るので、弾が出ない光線銃でも、どの場所から光線が飛んで来たのかを着弾したプレーヤーが予想する事が可能です。
ファスガンは着弾判定設定が個別判定の時は、クリティカルヒット射撃が可能です。
センサーが同時で2つ当たれば、2倍のダメージ、4箇所同時に反応すれば4倍のダメージです。
光線銃は光を円形の面照射で飛ばすので、複数のセンサーが照射範囲に収まるように射撃をすれば大ダメージを与える事が可能です。遠距離は光が大幅に減衰するので、距離別にダメージ量を調整したいような用途にも大活躍します。
※画像は1センサーしか反応していないので、1倍のダメージ
ゲームオーバーになると、PEQサイレンサーデバイス側の機能も完全に停止します。
無線通信で一瞬で射撃停止の信号が送られるのでゾンビ行為が絶対に出来ない仕様です。
対戦の勝利条件は、ゲームルールによりまちまちですが、必ずしもゲームオーバーになっただけでゲームが終了するわけではありません。自動で復活出来る設定など、エアガンのサバイバルゲーム以上にバリエーションに富んだゲームをご用意しております。
ゲーム設定はアンドロイド端末を利用する事によって、ゲームマスターが任意にパラメータを調整可能です。
《光線銃の弾の飛び方の概念》
光線銃は面で飛ぶ。
非常に単純です。
懐中電灯のライトと同じように、中央部が一番明るく、影が出来て小さな光が外周を覆います。解り易くいえば、スポット光と拡散光というような区分で良いでしょう。スポット光、拡散光共に一定の強度(明るさ)が保持されていれば当たり判定となります。このスポットから外れた黒い部分が外れの判定範囲で、弾丸が当たり判定とならない範囲です。
弾丸は光です。
極短い間ですが光データ信号を載せて相手のセンサーに「当たり」という信号を送っているのです。
それが正しく受理できれば「当たり」、不明瞭な部分が多ければ「かすり」、何も受信しなければ「外れ(無反応)」となるわけです。
当たり判定の範囲には若干の特徴があります。
図のように当たり判定の範囲内に極わずかですが、はずれ判定のゾーンが存在します。普通の懐中電灯で照らした時に出来る黒い土星の輪のような部分がはずれ判定ゾーンとなります。はずれ判定ゾーンは図では解りやすいように、大きく、そして中央に設置していますが、厳密には外周円のスレスレぐらいの内側に存在します。
外周枠で当たったり、外れたりなんか今一だと思う箇所があれば、このはずれゾーンを照射している可能性があります。
中央のスポット光が照らす箇所を狙っていれば問題ありませんが、照準調整がずれている時は、当たったり、当たらなかったりと悩む事があるかも知れません。
照準調整方法は至ってシンプルですがコツが必要です。
当たり判定ゾーンの外周ギリギリで照準が合っている場合は、スポット光の中央点に向かうように右側、上側にサイトを調整しましょう。
照準がスポット光よりも右にある時は、サイトを左に調整しよう。
ファスガンのゼロインモードを使えば、トリガーを引かずに0.5秒毎に弾丸が発射されます。
銃をレストして、外周をなぞるようにターゲットに向けて照射し続けてみましょう。上下、左右のバランスを頑張って均等に出来れば、安定したロングレンジ射撃が実現出来ます。
ただし、銃身、光学サイト、マウントベース、マウントリング、銃本体、PEQサイレンサーデバイス、この6点のセンター出しが出来ていないとサイトを調整しても、ちょっとした衝撃でサイトがずれてしまったり、銃身軸がサイト軸と合わなくて全く当たらなくなってしまいます。
当店のPEQサイレンサーデバイスは超超ジュラルミン丸棒削り出し1/100mm交差の削り出し製品です。強度はスチールレベルでPEQサイレンサーデバイスが歪む事は滅多にございません。どうしても当たらない時は、一度自分の銃の精度がきちんと出ているかどうか確認して見ましょう。